Seminar 2011

勉強会 2011年

2011年の勉強会バックナンバー

勉強会
第28回 医療と介護の勉強会

骨粗しょう症の最新知見

大阪大学医学部整形 外科 助教授 柏井 先生

2011年12月15日(木)

今回は大阪大学医学部整形外科の柏井先生(助教)を招いて講演してもらいました。
柏井先生は市民病院で5年余り一緒に仕事をした仲間で、現在は大学で脊椎外科、骨粗しょう症を中心に研究されています。
骨粗しょう症の定義、骨粗しょう症に伴う骨折のリスク、新しく開発された薬のことなど多岐にわたりわかりやすく解説いただきました。
整形外科医として骨折を治すことは大切ですが、高齢者においては骨粗しょう症を正しく治療して骨折を起こさせないことがもっと大切なことであることを改めて感じました。

勉強会
第27回 医療と介護の勉強会

ロコモティブシンドロームとは?

大正富山医薬品株式会社 平川様

2011年11月24日(木)

メタボリックシンドロームは一般的に知られていますが、 ロコモティブシンドロームのことをご存じでしょうか?
今回は大正富山医薬品株式会社の平川さんに「ロコモ」について講義してもらいました。
「ロコモ」とは運動器機能が衰え転倒して寝たきりになったり、 要介護の状態になりやすい状態のことです。
診断ツールのロコチェックや予防のロコトレなどわかりやすく教えていただきました。
ロコトレの「開眼片足1分立ち」は意外にしんどかったですね。

勉強会
第26回 医療と介護の勉強会

認知症について

市立豊中病院 精神科 部長 徳山 まどか 先生

2011年10月27日(木)

市立豊中病院精神科部長の徳山まどか先生を講師にむかえ、認知症のお話を聞きました。
介護高齢者に占める認知症患者さんの割合は年々増加し、介護の世界では認知症の知識は不可欠です。
近年、認知症に対する薬も増えましたが、患者、家族ときちんと向き合い、チームとして認知症を支えていくことが大切であるとのお話でした。

勉強会
第25回 医療と介護の勉強会

漢方薬のイロハ

株式会社ツムラ 藤野 太郎 様

2011年9月22日(木)

株式会社ツムラの藤野太郎さんを講師に招き、漢方薬についていろいろと教えていただきました。
「実証」と「虚証」についてや「気」、「血」、「水」という漢方の考え方など基礎的な話しや、葛根湯や認知症で最近処方される抑肝散などの具体的なお薬の話もありました。
大汗をかきながらの講演、ホント御苦労さまでした(笑)。

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第24回 医療と介護の勉強会

高齢者の皮膚ケアと足白癬

鳥居薬品株式会社 中谷 様

2011年7月28日(木)

蒸し暑い中ですが、皆さん熱心に参加していただきました。
今回は鳥居薬品株式会社の中谷氏に講演いただきました。
ステロイド外用剤の効果的な使用法や足白癬の治療法を教わりました。
足白癬の治療のポイントは見た目がよくなっても、3か月以上薬を塗り続けることだそうです。
またステロイド外用剤の副作用については、使用すると皮膚の色が黒くなってしまうなどといった間違った認識が多くあるそうで、とても勉強になりました。

勉強会
第23回 医療と介護の勉強会

在宅医療に必要な緩和医療の基礎知識
(主催:武田薬品工業株式会社)

市立豊中病院 泌尿器科部長、緩和ケアセンター長 目黒 則男 先生

2011年6月23日(木)

今回は市立豊中病院泌尿器科部長、緩和ケアセンター長の目黒則男先生に講演いただきました。
緩和ケアで大切なことは疼痛のコントロールでありオピオイドの使い方、副作用とその対策などを中心にわかりやすく講演いただきました。
在宅医療に携わる我々と病院の緩和ケアチームとがうまく連携していけるシステムをつくっていければと感じました。

勉強会
第22回 医療と介護の勉強会

痛みの多様性とその治療

市立豊中病院 麻酔科 部長 高田 幸治 先生

2011年05月26日(木)

市立豊中病院麻酔科部長の高田幸治先生に御講演頂きました。 慢性疼痛、神経障害性疼痛について大変わかりやすく教えていただき、最後には先生自身が体験されたスピリチュアルペインのお話も聴くことができました。
「最も重要なことは痛みを訴える人の話を傾聴すること」、納得です。
1時間の講演でしたが、だれも高田先生の麻酔にかかることはなかったです(笑)。

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第21回 医療と介護の勉強会

訪問リハビリの実際
死亡診断書にまつわるトラブル/在宅医療における2012年診療報酬改定のポイント

かとう整形在宅クリニック 加藤 泰司、國津 秀治

2011年04月21日(木) 19:00~

今回は当クリニックの訪問リハビリを担当してくれている國津秀治PTと私で訪問リハビリについての講演をさせていただきました。
関心の高さから参加希望者は100名を超えました。
訪問リハは居宅サービスの全体のなかではまだまだ利用が少ないサービスです(2%前後)。
不適切な維持期(生活期)リハビリテーションでは寝たきりの利用者を増加させます。
在宅でのリハビリの重要性が伝わった勉強会になったのではと思います。

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第20回 医療と介護の勉強会

シップの上手な使い方

久光製薬株式会社 様

2011年03月23日(水)

久光製薬さんのご協力でパップ剤とテープ剤の使い分けやシップの上手な貼り方などの実技指導をしていただきました。
今回は「東北地方太平洋沖地震」が発生した直後の勉強会開催でした。
被災地への募金にもご協力いただきありがとうございました。
東北の被災された方々への思いは皆同じであると思います。
被災地の1日でも早い復興をお祈りするとともに、継続して支援していきたいと思います。

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第19回 医療と介護の勉強会

在宅医療に必要な心疾患の基礎知識
(主催:武田薬品工業株式会社)

市立豊中病院 心臓病センター長 中川 先生

2011年02月24日(木)

市立豊中病院心臓病センター長の中川先生に講演いただきました。
心不全の症状、原因、治療薬にいたるまでわかりやすく解説いただきました。
心臓も筋肉なので、安静にするだけでなく少しの負荷をかけてやることが大切だそうで、在宅でできる心臓リハビリテーションも教えてもらいました。

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第18回 医療と介護の勉強会

長寿大国日本!!お口の中は発展途上国

ながよしデンタルクリニック 長昌 先生

2011年01月26日(水)

今回はロマンチック街道沿いで素敵なクリニックを開業されている、ながよしデンタルクリニックの長昌先生に講演していただきました。
先生のクリニックでは緊張を和らげるためにピアノの生演奏をききながら歯の治療を受けることができるそうです。
先生の目指される患者さまとのコミュニケーションを大事にしたオーダーメイド医療は、かとうクリニックの目指すところでもあります。
お互いにこれからも連携していけたらと感じました!